13日から17日の5日間に渡っておこなわれたマイケル・ローバッカー先生の集中講義が無事終了しました。
今回あの5日間は、Mediating Conditionsに基づいて講義が展開されていきました。初日は、学3が実施している実習についてプレゼンし、セラピーのオブジェクティブがどのようなものになるか考えることから始まりました。学生達は、システマティックに考え、ひとつひとつのピースが組み合わさって、大きな絵になることを感じている様子でした。

2日目以降は実際に楽器を用いながら、さまざまな感覚について考え、楽器を持って演奏し、最終的にはアンサンブルセッションもおこないました。
その日の午後からは、ローバッカー博士と一緒に、卒業生の勤務先であり専攻科学生のインターンシップサイトでもある施設(エルダリーガーデンさん)を訪問し、セッションの様子も見学させていただきました。


その後の3日間は、
脳科学に基づいたサプリメンタルマテリアルの適切な選び方、
音楽心理学から感覚入力と脳について、
さらに専門用語の定義と説明、
サウンドビームなどのテクノロジーについても学びました。
どんどん発展していく音楽療法への期待がさらに膨らんでいきますね!

最終日には、2日目にあった専攻科生のインターンシップのビデオを見ながらスーパービジョンがおこなわれました。
もちろん、この1週間のテーマでもあったMediating Conditionsに基づいた指導です。
今回のビデオ分析とスーパービジョンは、学生にとっては、この1週間講義内で学び知識となったMCについて、理論と実践が結びついた時間となったことでしょう。

在学生の皆さん、5日間お疲れ様でした!
また、今回も、音楽療法士として活躍している卒業生、またシェナンドー大学に留学している卒業生、たくさんの卒業生達が講義に参加するためにTBUに戻ってきてくれました。
卒業生の活躍を見たり聞いたりできることは、教員にとってこの上ない喜びですし、在学生にとってはとても刺激になりますね!
また次も、会える日を楽しみにしています。
さて、ちなみに…。
来年は、TBU音楽療法コースはコース設立20周年を迎えます!何かある…かも…!?

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